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【Nebula 4100 Lite レビュー】主要の一眼レフ(1.2kgまで)を搭載できる小型スタビライザー電動式3軸ジンバル



Filmpowerから待望のスタビライザー3軸ハンドヘルドジンバル新製品Nebula 4100 Liteが発売されました。ハンドヘルドタイプで小型ながら最大で1.2kgまでのデジタル一眼レフを搭載できます。

Nebula 4100 Lite 発売元は代理店のデジタルホビー
http://digitalhobby.biz/products/detail.php?product_id=623

1.2kgまで搭載できるためSONY α7シリーズ(A7S、A7SII、A7R)、A6300、EOS-M、BMPCC、Panasonic LUMIX DMC-GH4などや、発売が話題になっているDMC-GH5等も利用可能です。

SONY α7シリーズを使っている人や、DMC-GH4を持ちながらDMC-GH5が出てくるのを待っている人には、最適なハンドヘルドジンバルに完成しています。取り回しも含めて、さまざまな点が改善されています。とても良いジャイロスコープスタビライザーです。

前モデルのNebula 4000 Liteと比べ、Nebula 4100 Liteは耐荷重が1キロから1.2キロまでパワーアップしました。利用できる一眼レフとレンズの幅が広がりました。

そして3軸ジャイロセンサーが32ビットに強化されています。揺れに対して精度が向上しました。吊るすようにして、逆さで使うこともできます。さまざまな状態からグリップにあるコントロールボタンにより左右(パン)、上下(チルト)コントロールが可能となりました。かなりの角度からもパンやチルトができます。

SONY α7シリーズなどに対応した「リモート録画ボタン」をジンバルのグリップに搭載しています。録画もサクッと操作できます。

バッテリーも内蔵式から交換式になりました。約2時間の動作ができます。Nebula 4100 Liteで小型のハンドヘルドタイプのジンバルは完成したといっても過言ではありません。

ケージ部分(雲台部分)を簡単に外せるため、三脚を使ったりギンバルを使ったり、簡単に切り替えができます。

カメラネジもありますので、一脚をつけたり、ハンドルをつけたり、モニターやリモコンをつけたり拡張性にも優れています。有料オプションで、パンやチルト操作もできるリモコンも用意されています。

SPECはざっとこんな感じです。メーカーに記載があるNebula 4100 Lite対応カメラは、Sonyαシリーズ(α7s・α7sⅡ・α7r・α6300etc)、Panasonic GHシリーズ、Canon Mシリーズ、Blackmagic Pocket Cinema などです。基本的に1.2kgまでなら対応です。

モードは4つ、フォローモード(ピッチ、ヨーがフォロー)、セミロックモード(ピヨー、ピッチがフォロー)、ロックモード、リモートモードです。

モードの切り替えは簡単に行えます。モードボタンを複数回押すだけです。


Filmpower Nebula 4100 Liteをざっとチェック!

Nebula 4100 Liteの付属品は、ACアダプター、専用バッテリー、専用ケースが付属しています。サイズは320×125×155mm、重量は990gです。

専用ケースの品質がとても良くなりました。まるでバイオリンのケース見たいです。

フレームが金属なため非常に頑丈です。

バランスは、クランプを緩めたり絞めることで調整が可能です。

コントロールボタン類も豊富で、電源オンオフ、パンチルト操作、撮影モード操作、リモート録画などをまとめて行うことができます。

Nebula 4100 Liteはバランス設定が簡単になった!

ジンバルの最大の難関はバランス調整です。Nebula 4100 Liteはバランス調整がずいぶんと簡単になりました。Nebula 4100 Liteの電源を入れる前に、カメラの位置、ピッチ軸、ロール軸、ヨー軸の4つのバランスを調整します。

バランス調整がクランチ式になりましたので、従来より簡単に微調整を行うことができます。実際に調整してみます。初めてバランス設定をする場合は、ミニ三脚を使うと簡単です。ハンドルの下部にカメラ穴があります。そこにミニ三脚を設置できます。

バランス調整は、カメラ本体が水平に安定するまでカメラの位置、ピッチ軸、ロール軸、ヨー軸を前後左右に調整します。クランチを開けたり絞めたりするだけなので、ずいぶんと簡単になりました。

バランス調整が完成すると、水平(もしくは垂直)、各方向に45度で安定するようになります。最後にヨー軸を調整して、斜めにしてもカメラが回転しないように調整してバランス調整が完了します。

バランス調整が完了しましたら、ジンバルの電源オンにすることで、最終的なスタビライザー調整が行われて設定が完成します。バランス調整はこちらの動画が参考になります。https://www.youtube.com/watch?v=Wch9jbSiAn8

Filmpower Nebula 4100 Liteを実際の動作チェック

Nebula 4100 Lite のロール軸の動作はこんな感じ


Nebula 4100 Lite のピッチ軸の動作はこんな感じ


Nebula 4100 Lite 操作ボタンによるチルト動作もかなり広い。


Nebula 4100 Lite 操作ボタンによるパン動作もかなり広い


Nebula 4100 Lite は、通常から吊り下げる形の動きも可能


Filmpower Nebula 4100 Liteのキャリブレーションも簡単!

Nebula 4100 Liteには、水平センサーや加速度センサーが搭載されています。各種センサーは磁気が発生する電源や磁石等が近くにあることで、ズレてしまうことがあります。

センサーが狂うと、Nebula 4100 Liteを回転させたりパンやチルトをしたときなどに、水平軸のバランスが崩れてしまったりします。そんな時にキャリブレーションを行います。

Nebula 4100 Liteのキャリブレーションも簡単です。まっすぐに立て、電源を入れてからキャリブレーションを行います。カメラを水平にして行います。水平センサーのキャリブレーションは、モード選択ボタンを4回連続で押します。加速度センサーのキャリブレーションは、モード選択ボタンを5回連続で押します。音がしてキャリブレーションが完成します。

ちなみにモード選択ボタンを1回押すとフォローモード、モード選択ボタンを2回連続でセミフォローモード、モード選択ボタンを3回連続でロックモードに変わります。

現在、いろいろ操作してみているのですが、非常に満足が行く小型のジンバルに完成しています。

Nebula 4100 Liteの参考になる撮影動画

こちら実際の撮影動画からセッティング方法まで分かりやすくコンパクトに説明がまとまっています。


こちら開発中の時期の動作テスト動画です。スタビライズする可動範囲がとても広いことが分かります。スタビライザーは、ガラス面に向かって撮影すると分かりやすいです。


実際に子供を追いかけてみて撮影してみました。片手で持てるハンドヘルドなので、比較的に気軽に撮影できるもの良い点です。


以上。本格的な撮影から、ファミリーな手軽の撮影まで活躍できる小型のハンドヘルドスタビライザーでした。

Nebula 4100 Lite 発売元は代理店のデジタルホビー
http://digitalhobby.biz/products/detail.php?product_id=623


非常に満足が行く小型のジンバルに完成しています。前モデルのNebula 4000 Liteと比べ、Nebula 4100 Liteは耐荷重が1キロから1.2キロまでパワーアップしました。そして3軸ジャイロセンサーが32ビットに強化されています。

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