Teradek社は無線のビデオキャプチャーや監視カメラを製造しているアメリカの企業です。色調補正やIPの技術にも強く、世界中のどこにいても、クラウドベースでカメラの映像を操作してみることできるシステムを開発しています。
そんなTeradek社からリアルタイム360度モニタリング&ライブストリーミングシステム「Sphere(スフィア)」が発売されました。無線(ワイアレス)で360度映像を処理してストリーミングできます。ライブストリーミングするための世界最小かつ最も柔軟なシステムです。
「Sphere(スフィア)」は、自動的に4つのカメラで撮影した動画のレンズ歪み、露出、ホワイトバランスや色合いを調整します。4つのHDMI入力を備えH.264エンコーダにより、360度映像を処理します。解像度は最大で4K(4x1080p)です。
ソフトウェアはiOSとOSXで提供されます。リアルタイムで色調を調整することもでき、ストリーミングの配信も可能です。リアルタイムで360度のパノラマ映像を提供できます。価格は3000$で2016年6月に発送予定とのことです。
リアルタイムで4つの映像をハードウェアエンコードして、WifiでiOSと接続し操作しながらネットワークを通してストリーミング配信が可能な端末に見えます。
映像はパノラマ映像のみ(周辺360度)提供のようですが、世界最小かつ最も柔軟なシステムとして、パノラマ映像を配信するコンセプトで作られた製品で、実用性が高そうです。真上と地面は別に見えなくても問題はないといえます。複数のカメラ映像を調整する性能には驚きです。各種リアルタイムに操作できることも強みですね。
このように4つのカメラの組み合わせた映像を処理します。
色合いが違う映像も自動で調整可能です。
iPad等からリアルタイムで処理できます。
これは期待が高まります。操作も簡単そうです。
Sphere(スフィア)