Articles by "VRヘッドマウントディスプレイ"

ラベル VRヘッドマウントディスプレイ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示


世界初とされる4K対応のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)PIMAX 4K VRをレビューします。PIMAX 4K VRの解像度は、3840×2160ピクセルです。FOVは110°と視野角も広めです。

Oculus RiftやHTC Viveの解像度は、2160×1200ピクセルです。2K程度の解像度です。PIMAX 4K VRのSPECは、OculusやViveの2倍の解像度を持つことになります。

結論から読みたい人は、ページ末までスクロール

結論から、確かに解像度はOculusやViveより高いかもしれません。深夜3時にヤバイヤバイ・・・・とつぶやきながら、レビューしました。本当にこんなヤバイ製品ひさしぶりです。この商品・・・。。。。。。。。本当におしい。。。4Kはあるか不明ですが、確かに画質は良いのに。。。

PIMAX 4K VRは、日本では販売されていません。主に中国の巨大な越境ECサイトであるGearBestにて$350前後で販売されています。中国の大手ECサイトGearBestなら、商品が届かないことや、取り込み詐欺などは、ありませんので安心してご利用ください。

しかし日本の通販ではないため、箱潰れ、商品到着の遅延は普通にあります。不良時の対応が面倒等になることも事前に理解して利用してください。個人情報が不安な人は、ペイパルの外部決済を利用すれば安心です。クレジットカードの情報はペイパルのみに留まります。また商品が届かないなどトラブル時に返金対応をペイパルに相談できます。ペイパルを使えば、海外通販のトラブルの多くは問題なくなります。

GearBestでPIMAX 4K VRをチェック


2016年9月26日更新:VR元年とも言える2016年。主要ヘッドマウントディスプレイをまとめました。この記事で最新のVRヘッドマウントディスプレイを10分で理解できます。各種製品、2016年後半に、続々と発売が開始されています。黄色いマーカは追記です。

でも人気を集めるのはプラットフォームを持つHTC Vive Pre、Oculus Rift VR 、PlayStation VRの3機種です。ViveとOculus はすでに発売され、PlayStation VRも10月13日に発売されました。

4K程度の画質をもつ高性能なHMDであるStarVRは、IMAXとVR映画向けのサービスを始めるなど、エンターテイメントや映画向けの展開も熱いです。NextVRによるスポーツ系のVRストリーミング配信もそろそろ国内で始まるでしょう。

2016年9月以降では、Dlodlo V1やimmerex VRG-9020など、実用性がありながら薄型のHMDが登場し始めています。VRからARへの繋ぎとなる新しいハードウェアの基礎となる可能性が高く、これらも注目です。軽量薄型の走りであったLG 360 VRはどうも駄作なようで残念。

2016年後半~2017年には、きっと激安の薄型中華ヘッドマウントディスプレイも登場するでしょう。いろんなコンテンツやゲーム対応も進みます。楽しみですねぇ。シャオミーのヘッドマウントディスプレイに期待です。

追伸お知らせ:
【主要30機種】AR(仮想現実)ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の一覧も作りました。
http://www.dronediy.jp/2016/05/ar-hmd-holoLens-magicleap.html


・目次
01.Royole Royole-X
02.Oculus Rift VR
03.Lenovo VR Headset
04.HTC Vive Pre
05.Samsung Gear VR
06.Speck Pocket VR
07.Razer OSVR
08.PlayStation VR
09.Vuzix iWear
10.Merge VR Goggles
11.NextVR
12.Freefly VR
13.Impression Pi
14.FOVE
15.StarVR
16.VISION DEVELOPER EDITION
17.LG 360 VR
18.3Glasses D2
19.AMD Sulon Q
20.Idealens
21.Huawei VR
22.RAPTURE GEAR
23.Dlodlo V1
24.immerex VRG-9020
25.Qualcomm Snapdragon VR820


以下01から紹介します。

01.Royole Royole-X Smart Mobile Theater

http://www.royole.com/royolex

折り畳み式(小さく収納できる)のVRです。ヘッドフォンもついています。0.01ミリ超薄型AMOLEDディスプレイ搭載です。デザインがおしゃれです。モバイルシアターの名前の通り、オーディオにも力を入れてます。

解像度は3300PPI、リフレッシュレートは120Hzです。2560 x 1440ピクセル高精細有機ELディスプレイが577PPIですから、3300PPIは超高精細です。従来のスマートフォンの数倍から物によっては10倍近い解像度になります。本当かな?

追記 2016/7/15:599$で発売されました。VR用ではなく、超高解像度な映画等の視聴用HMD(つまり従来製品のコンセプト)のようです。これはこれで欲しい。
https://www.indiegogo.com/projects/royole-x-the-first-foldable-smart-mobile-theatre#/

追記 2016/9/26:まだ製品のレビューは少なく、1月時点の展示会による記者の体験では、画質はかなり良いとのこと。視野角は狭く、目の前に60インチ程度のモニターがあるように感じる程度のようです。
https://www.engadget.com/2016/01/04/the-royole-x-is-a-foldable-headset-for-movies-on-the-go/





アンドロイド系のスマートフォンを利用するVRゴーグル(VRグラス)は、簡易的なVRを体験が可能です。ヘッドトラッキングするためのセンサーを反映する機能も仕組みもないため、それ以上のちゃんとした体感を得ることはできません。

アンドロイド系のスマートフォンを利用するタイプは、豪華で多機能なものでもトラッキング性能は変わらず、低いためカクカクした体験しか得られません。GearVRやOculusやViveは、しっかりとした没入感を得られます。

ということで、VRグラスは、ちらっと見て、簡易的なVR感を楽しむだけの装置と考えています。そんな用途に最適な折りたたみ式ポケットサイズのVRグラス「HOMiDO Mini」1800円が発売されました。

「HOMiDO Mini」をAmazonでチェック


フランスHomido社の小型「Homido 360 VRヘッドセットをレビューします。日本では、株式会社クロスデバイスが代理店です。

「Homido 360 VR」は、スマートフォンを挿入して利用するGoogle Cardboardタイプです。ディスプレイやセンサーを内蔵していないフレームだけの製品です。多数の類似品が2000円~10000円ぐらいの価格帯で販売されています。

正直なところ、どれを購入してもだいたい同じです。VRの雰囲気だけを味わうことができます。本当の体感は得られません。なぜならヘッドセット側にセンサー類がないため、トラッキング(画面の追従)の性能がスマートフォン側に依存することになり、カクツクからです。入門としてちょっとだけ、体感してみたい人にお勧めです。

Homido 360 VRをAmazonでチェック
http://www.homido.jp/count-dronediy.html

「Homido 360 VR」の特長をチェック

「Homido 360 VR」の特長は、1.小型、2.視力調整レンズ付属、3.ゴムバンドです。Google Cardboardタイプのチェックポイントとしては、装着感や視力調整機能が気になるところです。そのあたりを見てゆきます。

Gear VRと大きさを比べてみると二回り小さいです。これは素晴らしいです。


Oculus(オキュラス)とは?という話から、Oculus Rift(オキュラス・リフト)の購入方法。開封から設定方法、注意事項について説明します。

後半はGearVR(ギアブイアール)と比較しながら、Oculus Riftの優れている点、劣っている点も説明いたします。

Oculus Riftを購入する前に、本当にOculus Riftでよいのか判断基準になれば幸いです。メガネの人は残念ながらOculus Riftは厳しいです。。装着できない。


<PR> Oculus Rift機材提供 360°VR機材レンタルのデジタルホビー
http://digitalhobby360.jp/shopdetail/000000000027/

Oculus(オキュラス)について

Oculus(オキュラス)とは、元祖VR HMD(バーチャルリアルティ向けの頭部に装着する(ヘッドマウンドディスプレイ)のメーカーです。ソニーなどから発売されていた、従来のHMDは、目の前にモニターのような映像が表示されるだけでした。

Oculusは、両目に丸みのある正方形の画像を表示することで、人間の視野に近い映像を見れることを発見して製品を開発しました。そしてVR(バーチャルリアリティ)に最適な装置になりました。今のVRブームの火付け役とも言えます。

爆発的な人気で急成長して、Facebookに買収されました。OculusはVR HMDの最大の規模をもつメーカです。そんなOculusが発売した最新のVR HMDがOculus Rift(オキュラス・リフト)です。

Oculus VR
https://www.oculus.com/ja/



2016年に発売・発表されているAR(Augmented Reality/オーグメンテッドリアリティ/仮想現実)のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を集めてみました。これを読めばARのHMDのトレンドが分かります。

VRのHMD一覧は下記を参考にどうぞ
【主要20機種】VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)
http://www.dronediy.jp/2016/01/2016-vr-htc-oculus-razer.html

ARとVRの違い

一覧を紹介する前にAR(Augmented Reality/オーグメンテッドリアリティ/仮想現実)とVR(Virtual Reality/バーチャルリアリティ/拡張現実)の違いを簡単に説明します。

『現実を拡張』するのがARです。『仮想の現実』を作るのがVRです。現実の世界に仮想の映像を重ねるのがARです。見える世界すべてを仮想にするのがVRです。HMD(ヘッドマウントディスプレイ)は、頭部に装着するディスプレイです。

ARのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)は眼鏡や透明なゴーグル型が多く、VRのHMDはヘッドギアのように頭に装置をがっつり装着するタイプが多いです。VRの場合は投入感を出すために、外景を遮断できる装置みたいな仕様になるのでしょう。



ヘッドギアのようなHMDながらカメラを通して、外の景色に仮想の映像を合成するARタイプのHMDもあります。厳密に分類すれば、HMDもARもVRももっと細かく分類できます。MR(Mixed Reality/複合現実)なども使われます。

簡単に定義するなら
・ARー拡張現実
・VRー仮想現実
・HMDー頭に装着するディスプレイ
です。

数年前に流行ったスマートグラス(Google Glass)はAR?


VRがブームになる前に、スマートグラスがブームでした。2012年~2013年に登場したGoogle Glassが有名です。現在も各社から類似品が登場しています。

2016年に発売された代表的なAR HMDであるMicrosoft HoloLensとGoogle Glassの違いは何でしょうか。また昔からあるHMD(ヘッドマウントディスプレイ)とVR HMDは、何か違うのでしょうか。

視野角?解像度?CGの品質?表示に関する技術でしょうか。もちろんそれらもあるでしょう。一番大きな違いはヘッドトラッキング機能やポジショナルトラッキング機能などです。

ヘッドトラッキング機能は、頭の動きなど見ている方向に合わせて、映像が変化する機能です。ポジショナルトラッキング機能は、空間認識により場所に合わせて映像が変化する機能です。

トラッキング機能があることで、投入感や世界の一体感が生まれ、高品質な拡張現実や仮想現実が可能になります。Google GlassもGPS機能等で、顔の向きに対してある程度トラッキングされますが、基本的には、見ている方向の一部に画面が表示されているだけです。

最近のARやVRと呼ばれているHMDは、頭を360度動かせば映像も360度動き、移動すれば移動に合わせて映像も最適化される装置を目指しているものになります。各社それをどのように実現するかを競い合っています。HMDで立体に見える3D化に関しても、まだ課題が多く残されています。

VRよりARは技術的に難しく、ARの実用的なHMDはあと数年かかると言われています。VRの実用的なHMDは、HTC Vive Pre、Oculus Rift VR 、PlayStation VRなど、次々に発売されています。

01.Microsoft HoloLens

https://www.microsoft.com/microsoft-hololens/en-us

Microsoft HoloLensは一番有名なARのHMDです。OSはWindows10を搭載。CPUはAtom x5-Z8100です。GPU はHololens Graphicsという独自のGPUを採用。視野角は30度×17.5度です。視野角が小さく実用性はまだ低い印象です。ヘッドトラッキング機能やポジショナルトラッキング機能を実現した代表的なAR HMDです。2016年3月に発売され価格は3000ドルです。




Microsoft HoloLens動画はこちらがお勧め。見え方が分かります。


まるでおじさん達のVRの楽園のような感じでした。

2016年4月6日に開催されたVRの展示会Kaleidoscope Virtual Reality Showcase - Tokyoを見てきました。

展示は、GearVR、Oculus、HTCが体験できました。


Oculus、HTCは台数が少なく、待ち時間が長くー体験できませんでした。とっても残念。あと事前に見たいVRコンテンツをチェックしておらず、しっかり調べてから参加すればよかったです。失敗しました。


ちなみにこのようなVR動画を見れたようです。ああ事前に見たいコンテンツをしっかり選んで会場にゆけば良かったです。後悔・・。
http://www.eventbrite.com/e/kaleidoscope-virtual-reality-showcase-tokyo-tickets-20800509885

台数も多く待ち時間が短いGearVRを体験したところ、「The Night Cafe」が一押しとのことで試してました。見たことがあるOculusストアにあるコンテンツでした。がっかりしました。非常に残念です。ああ・・事前にどのコンテンツが、凄いのか調べて行けばよかったです。


今回、分かったことはGearVRはNote S5のほうが、安定していて画質も高いと感じました。私が持っているEdge S6は、熱くなり非常に不安定です。GearVRには、Note S5だと痛感しました。


700万のOZO発見!

OZOで撮影した映像を、GearVRで体験できました。OZOは、700万円ぐらいする360度カメラです。360度動画は立体(3D)で見れました。投入感が非常に高く音もよかったです。映像の中に人がいる!と感じられるものでした。


やっぱりカメラがたくさん付いているので、360度動画を3Dに変換できるのでしょうか。


しかし正直なところ画質は、VHSぐらいの印象です。ブラウン管のテレビで、3Dを見ている気持です。もしくは、古い3Dのドラマを見ている感じです。

GearVRの解像度が原因かもしれませんが、実際の動画の3Dの場合は、まだ満足ゆく解像度が難しいのかもしれません。なんだか60万~70万のカメラだったら納得という印象でした。またステッチの品質は高いものの、足元などはズレていました。完璧ではない感じです。

それを踏まえても投入感は高く、デモを最後まで見ちゃいました。もうちょっと完璧になれば、映画の世界に入り込め映像が作れそうですね。


有名な4人のパネルディスカッション

パネルディスカッションにも参加しました。TEDのような感じで、VRの近未来の話しや、何かAR的なものや、最新の仕組みや仮想現実のビジネスモデルの話が聴けると考えていたのですが、カメラ撮影・製作者のあるあるみたいな雰囲気でした。


こんな感じの質疑応答でした。日本語の通訳も入りました。業界関係者が交流を含めて、チェックするには最適なイベントでした。
例:
質問:360動画は視線が定まらないと思います。どのような工夫をしていますか。
解答:黒い●を置いたり、音で方向を知らせたり、目線の位置に人を配置したりします。
質問:VRは本当の大型スクリーンで見ているかのように感じます。今後フィルムの世界が、VRに置き換わる可能性はありますか。
解答:ないと思います。複数の人数でフィルムを見たい人もいます。そのためすべてVRに移行することはないと考えています。

私はパネルディスカッションが何か知らなかったため、とても退屈に感じてしまいました。VRより、東京タワーが綺麗でした。以上中途半端なレポートでした。

Kaleidoscope Virtual Reality Showcase - Tokyo
http://kaleidovr.com/events/2016worldtour-tokyo



前回Gear VRとGalaxy S6 edgeを購入して5万円から始められるVRとHMD第1回をお届けしました。今回は自分で作った360度パノラマ画像(静止画)をGear VRで見てみたいと思います。方法は3つあります。

1.スマートフォンに保存してOculus 360 Photosで見る方法
2.GearVRの機能をOFFにして、VR対応サイト等を経由して見る方法
3.裏技!静止画を動画にエンコードしてGear VR Galleryで見る方法

ちなみに3番目は、あまり知られていないはずです。通常のOculus 360 Photosよりずっと高画質で見ることができます。Oculus 360 Photosで見た場合は、上下がボヤっとします。意図的に解像度を下げているように感じます。

Oculus 360 Photosで解像度が低くモヤモヤしている人は、3番の裏技を試してみてください!静止画を動画にエンコードしてGear VR Galleryで見る方法なら、上も下もスッキリ見ることができます。また悩んだトラブルも合わせて説明します。スタンダードな1から説明してゆきます。


Gear VRをGoogle Cardboardと同じように、ただのレンズとして使う方法を紹介します。Gear VRは、スマートフォン(Galaxy S6 edge)を接続することで、スマートフォン側のOculusアプリが起動します。

Gear VRで、VR対応のWebサイトやAndroidのVR対応アプリを見たい場合は、Oculusアプリが起動してしまうため、見ることができません。Google Cardboardと同じようにGear VRを、ただのレンズとして利用する方法を紹介します。

VR対応のサイトとかをGear VRで見るときに使えるかも

方法は2つあります。

1.Oculusを起動させない方法。
2.物理的にGear VRとスマホを接続させない方法

です。


たった5万円でVRヘッドマウントディスプレイを楽しめます。Gear VR とGalaxy S6/S6 edgeを購入して、VRヘッドマウントディスプレイとして使い方を紹介します。Gear VR とGalaxy S6/S6 edgeでも、かなり実用的なVRとして使えます。

360度を見渡せるVRヘッドマウントディスプレイが欲しくても、どのように始めたら良いかわからない人は多いはずです。そんな疑問をすっきり解決します。本記事を読めばすぐに最新のVRを使えるようになります。

購入する前にの不安はこんな感じです。

VRヘッドマウントディスプレイが欲しいけど分からないこと

・HMDを購入しても、ソフトウェアや技術的なことが分からない。
→回答:体感するだけなら、ソフトウェアや技術的な知識不要です。

・Gear VR でスマートフォンを利用できるのは分かった。でも携帯端末の入手が分からない。
→回答:中古を購入すればOKです。Wifi接続で使えます。

・眼鏡で近視なので使えるか不安。
→回答:視力が0.01ぐらいでも裸眼で使えます。ピント調整機能があります。

・まだ実用性ないのかな。見てもがっかりしそう。
→回答:必ずテンション上がるはず。もう十分に実用的な品質です。

非常に残念な点はこんな感じです。

・まだ動作が不安定。よくGear VRのソフトが落ちる。動かない。3回に1回はおちる。

・スマートフォンが熱くなると、しばらく動かなくなる。しょうがない。

・イマイチ自由に360度コンテンツを見ることができない。妙に制限がある。

非常に素晴らしい点はこんな感じです。

・VRって超すごい!!!!!!!!!って思う。

・目の前にスクリーンがあるのではなく、目の前に空間がある!と感じること。

・自分で作った360度静止画や動画を見ることができる。楽しい!


さまざまな種類の360度撮影用カメラが登場しています。プロ用のカメラを除き、どれも画質がイマイチです。360度動画自体がぼんやりとした画質なのか?と思えるぐらいです。

2016年2月21日SamsungよりGear 360が発表されました。4Kの動画を見て、十分に実用的な高画質であることに驚きました。下記は再生した動画のスクリーンショットです。いよいよVRが身近になってきました。価格はいくらなのか気になるところです。ちなみに360度動画です。









レンズが2つなので、真横はやはり弱いです。

Razer(レイザーもしくはレーザー)は、2005年に設立したパソコン関連のゲーミング周辺機器メーカーです。コアなゲーマ需要をキャッチした製品開発で急成長しています。PCパーツに詳しい人なら、Razerのゲーミング周辺機器(キーボードやマウス)は、良いブランドだなと印象があるはずです。

そんなコアなゲーミングブランドであるRazerは、2015年からVR対応デバイスの標準化を計画しています。 Open Source Virtual Reality(OSVR)です。ハードウェアもソフトウェアもオープンなプラットフォームを構築してVR対応デバイスの標準化ができれば、誰もがOSやデバイスを問わないVR対応の開発を行うことができます。

誰もが参加できるVR市場なら活性化にもつながりVRゲーミング市場も発展します。パソコン関連のゲーミング周辺機器メーカであるRazerや、コアなゲームユーザーにとっては望ましい市場のはずです。

そんなRazerからバーチャルヘッドマウントディスプレーOSVRが2016年6月に発売されます。部分はモジュール式で高性能な部品に変更することができます。


巨象を倒す?OSVRのオープンソース戦略

OSVRの最大の特徴は、ソフトウェアとハードウェアのオープンソースにあります。他のHMDでもSDK(ソフトウェア開発キット)はオープンソースだったりします。しかしその企業のハードウェアでしか使えません。実質のプラットフォームに縛られています。

Razerは、ハードウェアもオープンです。ソフトウェアもハードウェアも自社他社問わず自由に組み合わせできます。特定の企業のプラットフォームに縛られることなく、自由なバーチャルヘッドマウントディスプレーを実現しています。

PlayStation VR(ソニー)やOculus Rift VR(フェイスブック)のような超巨大なプラットフォーム戦略に拮抗(もしくは共存)するOSVRです。OSVRの正式名称は「Open Source Virtual Reality」です。規模で言えば巨象と戦うアリみたいなものです。果たして巨象を倒すのか、それとも踏みつぶされるのか。興味深いです。オープンソースなので共存する可能性も高いです。まあ。。話題にもならないで終わるかもしれません。


具体的に言えばWindows、Android、LinuxなどOSを選ばず、誰でもアプリの開発ができます。複数のゲームエンジンにも対応していて、ゲームの移植も可能です。すでに複数のゲーム開発会社も参加を表明しています。


ヘッドマウントディスプレーを含むVR環境のオープンソース化が成功するかどうかは、関連の開発企業がどれだけ参加するかにあります。Razerは参加企業の呼びかけに加えて、Oculus Rift VRの499ドルより、はるかに安い199ドル~299ドルでOSVRの発売をします。


2016年1月時点では、参加企業はすでに170社です。下記URLから参加パートナー一覧を確認できます。
http://www.osvr.org/partner.html


Razer OSVRのスペック

Razer OSVRキットは複数の種類があります。現在はすべて開発向けのモデルとして発売です。一般ユーザーも購入できるため、開発向けのとしていますが、DIY自作の要素が強いヘッドマウントディスプレイと考えても良いでしょう。

主なスペックは1920×1080ドット、60fps、視野角が90度、120Hzのリフレッシュレートです。299ドルという価格なら納得ですが、Oculus Riftと比べる見劣りします。スタンダードなモデルを自分やサードパーティの商品を購入してパワーアップしようというコンセプトかもしれません。


IRキットが付属するモデルは299ドル、付属しないモデルは199ドルです。

アップグレートキットも各種用意されています。まだ販売はされていません。

他にもいろいろとオプションが準備されています。

Webサイトには、開発向けの設計図等も公開されています。

そういえば、PlayStation VR(ソニー)やOculus Rift VR(フェイスブック)以外にも、Google Cardboardもありました。かんばれRazer OSVR!
Google Cardboardとは折りたたみボール紙製の本体に手持ちのスマートフォンと組み合わせてことで完成するHMD。レンズが部品として付属し、目の周辺に装着することでバーチャルリアリティ体験ができる[1]。Googleが低価格かつオープンソースのヘッドセットとして設計、ユーザー自身が工作する方式で無料提供された。スマートフォンにインストールしたステレオスコープ表示ソフトウェアがこの端末とレンズを通して単一の3次元映像を見ることができる。2014年のGoogle I/Oで発表された。以降、安価で手軽なVRシステムとしてサポートが続いている。



Author Name

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Powered by Blogger.