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【レビュー】Samsung 360度カメラ Gear 360 SM-C200 の 使い方・性能・画質・4K相当と言われる360度動画の品質はいかに?



2016年7月15日にSamsung 360度カメラ Gear 360が日本でも正式に発売されました。価格は約50000円です。4K相当の360度動画を撮影でき、非常に高画質と評判で注目を集めています。
参考記事:高画質な360度動画を簡単に撮影できるSamsung Gear 360がすごい!
http://www.dronediy.jp/2016/02/kakaku-Gear-360.html

Gear 360 SM-C200 の使い方、4K相当と言われる360度動画の品質から性能までにレビューします。話しはそれますが、すでにAmazonではGear 360 SM-C200 の並行品がぞくぞくと登場しています。もちろん安心安全の国内正規品の購入を推奨いたします。


並行品はダメ絶対です。さまざまなリスクがあります。あー怖い怖いと思っていたら、運命のいたずらかPrimeっているじゃないですか。FBAってました。※FBAとはAmazonフィルフィラメントの略で、日本のAmazonの倉庫に在庫を入れて販売しているってことです。

そしてFBAは、Amazonによる販売とほぼ同じ保証がつきます。問題があればAmazonが保証してくれるってことです。並行品の出品者でも、在庫は日本のAmazonにあるのです。37990円。。。。。360度?4K?。明日には届く?ぽちりました。

翌日、届きました。並行品はダメ絶対ですよ。常にFBAがあるかは、保証できません。在庫なくなれば、無くなるかもです。値段変わるかも。

AmazonでGear 360のFBAがあるかチェックする



Gear 360の画像から

まず画像をお届けです。これが38000円は安いです。かなりの完成度です。

封印シールが強力で、手だとなかなかはがせません。


主に側面のMENUボタンとBACKボタンを中心に使います。カメラの撮影モードを変えたり、電源を入れたりできます。


パッケージからスポンと取り外します。本当に目玉の親父感があります。

足も良くできています。パタパタ気持ちよく動きます。

スタンド替わりになります。


側面はのフタはパッキン付きです。パクンと閉まります。

200GBのMicroSDを搭載できます。そんな大容量みたことがありません。バッテリーを挿入して、MicroUSBケーブルから充電できます。

この小さい穴はマイクだそうです。縦長の穴はスピーカです。ピポピポという起動音はここから出ています。

大きなレンズです。

頭部に撮影開始ボタンがあります。

スタンドの先にはゴムが付いています。

付属品をチェックしましょう。

いろいろ入っています。

傷がつかない素材のポーチ、汚れ拭きの布、USBケーブル、ストラップ、バッテリーなどが同梱されています。小さいシールでパソコンソフト用のシリアルキーが入っています。無くさないように注意です。

マニュアルが・・・・・アニハセヨってます。せめて英語があってほしい。。。

あわわ・・・英語も日本語一切なし!

実はメーカ―サイトに日本語マニュアルがあります。こちらからダウンロードしましょう。右クリックで保存できるはずです。
http://org.downloadcenter.samsung.com/downloadfile/ContentsFile.aspx?CDSite=UNI_JP&CttFileID=6552288&CDCttType=UM&ModelType=N&ModelName=SM-C200&VPath=UM/201607/20160714131112696/SM-C200_UG_Jpn_Rev.1.0_160524_Screen.pdf

Gear 360 SM-C200のSPECを紹介

Gear 360の大きさは60.1mm×56.3mm×66.7mmです。目玉の親父サイズです。重量は152g。バッテリー容量は1350mAhです。イメージセンサーCMOSで15MP×2です。360°の最大解像度は3840×1920ピクセルです。30fpsで撮影できます。明るさはF値2.0で明るめです。静止画の最大解像度は7776×3888ピクセルです。

IPX3とIPX5の防滴防塵です。雨など水に濡れても大丈夫です。これは安心です!MicroSDカードはなんと200GBまで対応しています。各機能をざっとチェックします。カメラ横の下側に電源キーがあります。長押しで電源が入ります。カメラネジ穴も便利です。

それぞれのカメラには、ステータスライトがついています。撮影状況が分かります。これ便利です。マイク・スピーカもついています。

NFCアンテナが気になりますね。どう使うのでしょうか。後で紹介します。


カメラ状態画面から各種インジゲータを確認できます。
カメラの状態画面には、現在の撮影モードのほかに、電池残量、充電状況、録画可能時間、撮影可能枚数が表示されます。



 機能一覧はこちらです。タイムラプスモードがあるのは楽しみですね。防滴なので、1日外に置いて撮影してみたいものです。動画ループも可能です。

Gear 360の使い方を紹介!

バッテリーとMicroSD(16GB)を装着します。防滴のためパッキンがあり、しっかり閉まります。作りが良いです。

電源キーを長押しすることで電源が入ります。ピコピコと起動します。

起動するとレンズの周りのステータスライトが点灯します。録画しているときは点滅します。

カメラ状態画面を見ると、1時7分30秒も撮影できるようです。分かりやすい!

メニューを押すと、ビデオ、カメラ、タイムラプラス、ビデオルーピング、設定とモードが切り替わります。3秒ぐらいすると自動でそのモードになります。切り替えも洗練されています。

設定を選択して、本体上部のOKボタンを押すことで、設定に入ることができます。

設定は、ビデオサイズ(3484×1920、2880×1440、2560×1280-60fps、2560×1280、1920×960)、スイッチレンズ(レンズの切り替え)、フォトサイズ(14Mか30M)、タイマー(OFF、2秒、5秒、10秒)、自動電源OFF(1分、3分、5分、30分)、フォーマット、デバイス情報などを確認できます。

2560×1280だけ60fpsモードがあるのも面白い特徴です。スポーツなど動きがあるときに使えますね。

撮影するときは、メニューを押して、ビデオ、カメラ、タイムラプラス、ビデオルーピングを選び、本体上部のOKボタンを押すことで撮影開始になります。実に簡単です。

Gear 360(Manager)アプリをインストール

対象のスマートフォンGalaxy S7、S7 Edge、S6 edge+、Galaxy Note 5、Galaxy S6 edge
ならGear 360(Manager)アプリをインストールできます。アプリからGear 360を操作できます。

Playストアーから「Gear 360」と検索すれば、アプリをダウンロードできます。

少し面白機能として、NFCを使ってアプリをインストールすることができます。本体のNFCマークにスマートフォンを重ねます。

そうすると・・・・あれ、まったく反応がありません。

このS6 edgeはauの白ロムだから、NFC(おサイフケータイ)機能が使えないのかもしれません。残念です。スマートフォンと、Gear360のペアリングもNFCでできるそうです。

仕方ないので手動でPlayストアーからGear 360(Manager)ダウンロードしてインストールしました。

アプリを開くと、Gear 360に接続という画面が表示されます。指示に従って、Gear 360のメニューを長押しすることで、ペアリングが可能になります。簡単です。設定もかなり豊富です。

接続が完了しました。

スマートフォンから、撮影サイズなども変更できます。

他にもタイマー、明るさ、ホワイトバランス、HDRなど設定できます。室内も曇りの日も水族館も、さまざまなシーンの撮影に最適です。

静止画の解像度は7776×3888ピクセルとなかなか大きいです。

撮影モードの切り替えも簡単です。

ライブ画面の表示は、2画面モード、パノラマ表示モード、球体360°モードがあります。いろいろなモードで確認できて便利です。



撮影ボタンを押すと撮影できます。

すごいことに撮影した360度動画は、すぐに360度の動画として再生できます。タッチで360度を見回すことができます。


ステッチの具合もなかなか素晴らしく、1メートルぐらいは視差が発生しますが、それ以上は、ほぼ問題なくステッチされています。

静止画の360度撮影を行います。撮影をして再生すると、自動的にステッチ処理が行われます。

完全な360度のパノラマが完成です。静止画の処理も驚きです。やはり1メートルぐらいは視差が発生します。

撮影した画像や動画は、1つの映像に2つの魚眼画像が配置されます。一般的な形式ではなくGear 360独自の形になります。撮影した元データは、独自の形のため、スマートフォン側で変換処理を行うか、パソコン側で変換処理を行う必要があります。

パソコン用編集ソフトGear 360 Action Director

スマートフォン側で変換が大変な場合や、スマートフォンが無い場合などには、パソコン側で撮影した映像を処理できます。Gear 360の付属品にパスワードが付属しています。

Gear 360 Action Directorダウンロードページの「Click here」からダウンロードできます。
https://resources.samsungdevelopers.com/Samsung_Gear_360/03_Download_Samsung_Gear_360_Manager

ダウンロードして、パスワードを入れるとアクチベーションできます。Gear 360 Action Directorの元は、たぶんCyberLinkの動画編集ソフトです。専用のソフトというより、360度動画に対応した動画編集ソフトです。そのため意外と高機能です。

Gear 360 Action Directorでは次のことができます。

① Gear VRで撮影した独自の360度動画を一般的な360度動画に変換できます。
② 動画の編集(カット、トランジション、動画の繋ぎなど)ができます。
③ 編集した動画をYoutubeやFacebookに直接投稿できます。

使い方はこちらなど参考になります。

編集した動画をYoutubeやFacebookに直接投稿できる機能がなかなか優秀です。Youtubeの場合は360度動画はファイルの属性を特別のソフトを使って変更する処理が必要なのですが、このGear 360 Action Directorを使えば、ソフトからそのままアップして360度映像として掲載されます。これなかなか便利です。

Action Directorで360動画取り込みエラーが出たら

Gear 360 Action Directorで、360度動画を取り込もうとしてもエラーが発生する場合は、Gear 360 のファームを更新して、再撮影してみてください。正常に取り込めるようになります。

ファームの更新はアプリのGear 360(Manager)の設定から、下にスクロールするとカメラ本体のファームをチェックして更新できます。並行品を購入した場合は必ずチェックが必要かもしれません。

タイムラプス撮影は、いまだにエラーがでます。

4K相当と言われる360度動画の品質はいかに?

こちらの動画を参考ください。以下に画像で説明します。歯車から4Kに上げて視聴をお勧めします。

4K相当の画質は確かにあり!

まず空を見てください。白い階調がしっかり保持されています。スポーツカムタイプは、白に弱く飛んでしまうことも多いのです。雲の濃淡が分かる品質があります。素晴らしい。

さすがに木の葉っぱの質感は出ていません。ぼんやりしています。

ステッチに関しては、1m以上離れるとまったく境目が分かりません。非常に優秀です。この建物があるところは、ちょうど境目のはずですが、まったく自然です。建物の描写もクリアです。

5mぐらいでしょうか。その当たりの木や葉っぱなどは、十分な質感があります。色調も綺麗です。

かなり近いところでも、ステッチはうまく行きます。視差は発生していますが、自然です。

数メートルから1mぐらいの解像度はとても高いです。360度動画と思えないぐらいの品質です。

このように隣接したものは、木(偽物ですが)質感など、十分に伝わります。業務用にも劣っていないと感じます。

視差もこれだけです。

遠くの画質は少し劣るものの、数メートルの画質は非常に高く、簡単に撮影でき、編集ソフトを付いています。そして価格が5万円以下と、これは非常に良い買い物でした。

家族や友達など、近い距離で記念撮影する人は、360度動画の使い道が見つかるでしょう。そのワンシーンを忠実に撮影することができます。

そして音声の録画も優れています。音が良いです。








Gear 360 SM-C200 の 使い方、4K相当と言われる360度動画の品質から性能まで徹底にレビューする予定です。すいません。開封して動かそうとしたら、要充電でした。本ページで随時更新してゆきます。とりあえず開封の儀だけお楽しみください。

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