「Homido 360 VR」は、スマートフォンを挿入して利用するGoogle Cardboardタイプです。ディスプレイやセンサーを内蔵していないフレームだけの製品です。多数の類似品が2000円~10000円ぐらいの価格帯で販売されています。
正直なところ、どれを購入してもだいたい同じです。VRの雰囲気だけを味わうことができます。本当の体感は得られません。なぜならヘッドセット側にセンサー類がないため、トラッキング(画面の追従)の性能がスマートフォン側に依存することになり、カクツクからです。入門としてちょっとだけ、体感してみたい人にお勧めです。
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「Homido 360 VR」の特長をチェック
「Homido 360 VR」の特長は、1.小型、2.視力調整レンズ付属、3.ゴムバンドです。Google Cardboardタイプのチェックポイントとしては、装着感や視力調整機能が気になるところです。そのあたりを見てゆきます。Gear VRと大きさを比べてみると二回り小さいです。これは素晴らしいです。
小型なのにレンズが大きく、簡易的なVRヘッドセットとしてバランスよくできています。
作りは悪くありません。しかし高級感もありません。普通の製品です。
小さいのでメガネを装着して見ることはできません。
装着バンド内側には滑り止めとなるゴムがあります。これによりとても良い装着感が実現しています。
ピント調整用のダイアルが左右に用意されています。
ダイアルを回すと、スマートフォンとの距離を調整できます。
上部のダイアルを回すと、左右のレンズ間の距離を調整できます。
こんな感じに。
レンズは簡単に取り外しできます。回すことで外れます。
固めのゴム枠にレンズが装着されています。このレンズも簡単に取り外しできます。
視力が低い人は、一番左の短いタイプを使います。3種類用意されています。最適な視野を得ることができます。
スマートフォンを装着します。
上からスライドするように入れます。そのため装着時にスマートフォン側のボタンなど誤操作しやすいです。スライドして装着ではなく、開くタイプの方が便利ですね。
こんな感じで設置できます。
レンズ側の下には、隙間があるので、センターを合わせることができます。
スポンジは厚めです。ギュッと装着しないとレンズとの距離が開いてしまい、焦点が合わないことがあります。スポンジはもっと薄くても良い気がします。ただフィット感が好きな人は、これが良いのかも。
まとめると、小型な点と装着バンドが素晴らしいです。視力調整用のレンズが複数付属している点も評価できます。
Google Cardboardタイプとしては、6000円~7000円とちょっと高い価格です。Google Cardboardタイプの性質から、安いタイプの製品でも体感は変わらないでしょう。
小型なためかGalaxy S6 edge(約5.1インチ)で見たところ、一部VRアプリでは視野がうまく合いませんでした。5.7インチまで対応ですが、大きな画面をもつスマートフォンではうまく見えないVRアプリも多そうです。iPhone6(4.7インチ)クラスで楽しむのが良いです。
ちょっと小型で完成度が高いGoogle Cardboardタイプのヘッドセットをお探しの方にお勧めです。まああまりに、ひどい製品を購入しない限り体感は大体同じです。
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