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裏技!自分で撮影した360度パノラマ画像をGear VR(HMD)でより高画質で見る方法-5万円から始められるVRとHMD第2回


前回Gear VRとGalaxy S6 edgeを購入して5万円から始められるVRとHMD第1回をお届けしました。今回は自分で作った360度パノラマ画像(静止画)をGear VRで見てみたいと思います。方法は3つあります。

1.スマートフォンに保存してOculus 360 Photosで見る方法
2.GearVRの機能をOFFにして、VR対応サイト等を経由して見る方法
3.裏技!静止画を動画にエンコードしてGear VR Galleryで見る方法

ちなみに3番目は、あまり知られていないはずです。通常のOculus 360 Photosよりずっと高画質で見ることができます。Oculus 360 Photosで見た場合は、上下がボヤっとします。意図的に解像度を下げているように感じます。

Oculus 360 Photosで解像度が低くモヤモヤしている人は、3番の裏技を試してみてください!静止画を動画にエンコードしてGear VR Galleryで見る方法なら、上も下もスッキリ見ることができます。また悩んだトラブルも合わせて説明します。スタンダードな1から説明してゆきます。




1.スマートフォンに保存してOculus 360 Photosで見る方法

スマートフォン(Galaxy S6 edge)をPCに接続します。指紋認証をするとPCからスマートフォンのフォルダーへアクセスできます。

画像は「DCIM」フォルダーに入れても、「Pictures」フォルダーに入れてもOKです。「Oculus」フォルダーの中に、「DCIM」などフォルダーを作って入れても良いようです。「Pictures」フォルダーに入れるのが、分かりやすいと思います。

画像の書き込みが終わったらGear VRにスマートフォンを接続して、Oculusに入ります。Oculus 360 Photosを立ち上げ、「すべてを表示(2016年3月時点のメニュー表示では)」を選び、「マイアルバム」から360度パノラマ画像を表示できます。実に簡単です。

360度パノラマ画像の作り方はこちらの記事を参考にしてください。
http://www.dronediy.jp/2016/01/panorama-camera-satuei.html

悩んだ!Oculus 360 Photosにパノラマ写真を認識させるための注意事項

360度パノラマ画像は、2(横):1(縦)の比率にしないとOculus 360 Photosでは認識されません。横5000ピクセルばら縦2500ピクセルするといった感じです。もとより360度パノラマ画像を書き出すと、大抵2:1のサイズになっていると思います。

Galaxy S6 edgeの解像度は、2560×1440ピクセルです。いくつかのパノラマ画像で解像度を試したのですが、4000ピクセル以上は解像度に変化を感じませんでした。

Oculus 360 Photos側で、解像度の制限が行われているようです。そのため10000ピクセルの画像でも、4000ピクセルぐらいの画像と、画質はほとんど変わりません。4000×2000ピクセルあれば十分だと思います。

Oculus 360 Photosで、自分で作った360度パノラマ画像を見ると、天井や真下の地面はは解像度が低くなります。そういった仕様のようです。Oculus 360 Photosのコンテンツとして入っている画像と比べると荒く見えます。そこが残念です。

悩んだ!2(横):1(縦)の画像にしても認識されない時には

正しいパノラマ画像でも、なぜかOculus 360 Photosでは認識されない画像があります。理由はわかりませんでした。まったく同じ画像、同じ拡張形式、同じ設定でも、Oculus 360 Photosで認識されないことがあります。たぶん根本的な、パノラマ画像である設定があるのだと思います。良く分からず。

解決方法は、正しく認識されている画像をPhotoShopで開いて、別の画像を張り付けて、レイヤーを統合して、「保存」もしくは「別名で保存」すればOKです。「書き出し」から行うとなぜか認識されない画像になります。

「新規」や「書き出し」で画像を作成すると、認識されない画像になります。認識されている画像を開いて上書きすれば、そのまま認識されます。


2.GearVRの機能をOFFにして、VR対応サイト等を経由して見る方法

他のコンテンツを見た感じ、Gear VRはもっと解像度のある画像が見えるはずです。たぶんUnity等で自分でアプリ自体を作成したり、何かしらのOculus自体のコンテンツとして掲載できれば、もっと解像度がある画像として見ることができそうです。しかし・・・・。Unity分からない。。。

そこでGearVRの機能をOFFにして、VR対応サイト等を経由して見る方法なら、ブラウザー上の解像度で表示できるため、解像度にソフト的な制限が無くGear VRで見ることができます。Gear VRのレンズだけを使う形です。

しかしジャイロセンサー、加速度センサーが無いので、解像度はあるもののカクカクまともに見られません。そのやり方を紹介します。

長いので別記事にしました。ちなみに実用性ありません。NGです。
http://www.dronediy.jp/2016/03/gear-vrgoogle-cardboardgear.html


3.裏技!静止画を動画にエンコードしてGear VR Galleryで見る方法

2(横):1(縦)の360度パノラマ画像が準備できましたら、是非お試しください。通常のOculus 360 Photosで見るより、高解像度で360度の静止画を楽しむことができます。まさに裏技?です。くだらな過ぎて誰も記事にしなかったのかもしれません。

360度パノラマ画像がある前提で説明します。。4096×2048ピクセル以上の画像を用意してください。またPhotoShopのCreativeCloudを使います。

Medhi Encoder CCを立ち上げます。

パノラマ画像をドロップします。

定番のH.246を選びます。

解像度を最高にします。4096×2048です。

書き出しします。

無駄に高画質な360度動画になりました。動画ですが、まったく動きません。

スマートフォンをPCに接続して、S6 edgeのMoviesにファイルを入れます。

変換すると上手く動かなくなります。いいえ、コピーだけを選択します。要注意です。


画像の書き込みが終わったらGear VRにスマートフォンを接続して、Oculusに入ります。Gear VR Galleryを立ち上げます。黄色い葉っぱのアイコンのやつです。

そしてMoviesを再生します。再生までちょっと時間がかかったりします。

再生が始まったらタップして、一時停止を押します。

左したに360度モードがあります。止めたまま360度モードにします。そうすれば静止画としてじっくり360度を見れます。完成です。

これで従来のOculus 360 Photosにて、自分で作成した360度画像を見るより高画質な360度画像を見れます。特に上下がくっきりです。動画にしてGear VR Galleryで見た方が高画質に表示されるという変な仕様なのでした。

次回は、360度動画を楽しむ方法を紹介したいと思います。

Oculus 360 Photosで解像度が低くモヤモヤしている人は、3番の裏技を試してみてください!静止画を動画にエンコードしてGear VR Galleryで見る方法なら、上も下もスッキリ見ることができます。また悩んだトラブルも合わせて説明します。スタンダードな1から説明してゆきます。

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